みなさんがもし住む部屋を探すことになったら、まずは何をしますか?
物件を直接見に行きますか?
不動産屋さんに行って、探してもらいますか?
最近の物件探しは
①インターネットで希望の物件を閲覧
②ある程度絞り込んでから店舗に問い合わせ
の場合が多く、来店時にはすでにどんな物件に住みたいか、
決めているお客さんが多いそうです。
全国賃貸住宅新聞が「2016年の繁忙期」について行ったアンケート取材によると
成約件数増加の理由としてもっとも多く上がったのは
インターネット集客の強化とのこと。
そこで今回は
インターネットでお客さんを掴むためにはどうすればいいか?
紹介していきたいと思います。
サイトに掲載する情報としては
①物件の基本情報
②写真
③動画
があげられます。
この情報量をまずは増やす、
次に情報を目を引き付けるために
ターゲット(女性や学生等)に向けた情報を目立たせることが大切です。
①物件の情報
基本の情報はもちろんですが、限られた文字数で書かなくてはいけない時は
以下のポイントを押さえておきましょう。
・物件の「売り」を前面に出す
入居してほしいターゲットをしっかりと定めて、「売り」を探します。
学生ならばキッチンなどの設備より学校までの距離やセキュリティ。
社会人ならば仕事との関係から宅配ボックスの設置や駅までの距離。
女性ならば安い賃料よりもバス・トイレの清潔感、部屋のデザイン。
などターゲットによって、優先順位は違います。
伝えたい相手にしっかりと伝わる「売り」を見つけて
「文章の前に書く」「大きく書く」ことを心がけましょう。
・画像では伝わらないことを補足する
部屋の写真だけでは伝わらない情報は、文章などでしっかり伝えましょう。
物件周辺に病院やスーパーが揃っている。
街灯が多く、安心できるまち!
どんな人の入居が多いか(○○大学生、主要都市で働く人たち、看護師)
などなど。
より暮らしをイメージしやすい情報を掲載するようにしましょう。
②写真
最近はデジタルカメラが安くなり、写真を気軽に撮れるようになりました。
他と差をつけるためにも、以下のポイントは気を付けていきたいですね。
・掃除をしてから撮影する
当たり前のことだからこそ、実行していきましょう。
窓を開けて、よどんだ空気もスッキリさせておきたいです。
水回りは特に注意。
余裕があるならば、100均のかわいい小物を置いたり、家具を配置したり…
暮らしをイメージできる撮影をしましょう。
・狙いを明確にする
できるだけ広く撮ろうと後ろに下がると、手前の壁が写り、奥が見渡せない…
このように、狙いを定めず撮影すると雑然とした印象を与えてしまうかも。
部屋同士のつながりは写真枚数を増やしたり、間取り図で伝えることにして、
何を見せたいか、狙いが分かる写真を撮るよう心がけましょう。
まずは、このお部屋に住みたい!実物を見学したい! 😛 と思わせることが大事です。
・部屋のバランスを考える
撮影の際に斜めになってしまって、天井と床のバランスが悪い…
そういった写真は不安感を与えてしまいます。
天井、床、壁のうち2面は写真の中に入れ、安定感を出しましょう。
三脚を使用したりして、まっすぐの写真を撮ることもポイント。
三脚がなければ、膝立ちで座り、ソファに座った目線 😮 を考えて撮ると
部屋での生活がイメージしやすい写真になります。
最近は部屋を360度撮影できるカメラやアプリもあります。
実際に内覧しているようなイメージをつかめるので、
それも活用して、お部屋の様子をしっかり伝えていきたいですね。
③動画
写真よりも生活をイメージさせやすいのが動画です。
駅から家までの道のりをたどり、周辺施設を紹介したり
部屋を歩いて広さや位置を見せたり、
実施しているイベントの様子を伝えたり、
使い方は無限大! 😛
youtubeなどの動画サイトへのリンクを掲載しておけば
限られたスペースで何を掲載するか悩まずにすみます。
動画を掲載できるポータルサイトならば、積極的に掲載してもらいましょう!
ムービーメーカーなど、無料で使えるソフトもあるので、
一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
他にもHPやインスタグラムなど情報を独自に伝えるようにするなど
入居後のイメージをふくらませれば、入居者アップにつなげることができます。
内覧率が落ちているな…、思った通りの入居者に巡り合えない…という時は
一度、自分の物件がHPやポータルサイトでどう紹介されているか確認して
アピールしてほしいところ、掲載してほしい情報、写真を持参して
積極的に担当さんにPR 🙂 してみたらいかがでしょうか?